弓比古のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
君の背が遠ざかかり行く雪の朝薄紫に消えて行く影
6
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芳立
しら梅やひとかへり見もせぬ君のながむる水の影にぬれまし
16
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たんぽぽすずめ。
ガス切れのカセットコンロにて君を思うしか無ひ広き六畳
11
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天野めぐみ
紅梅のにわかに香り花曇りうぐいす鳴きたる春の村里
14
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詠み人知らず
ごめんねを繰り返しては 飛んでいくビニール袋は自由でいいな
4
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紫苑
暑気払ひとて取り分くる梅ひとつ肌の青の玻璃皿に映ゆ
8
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小夜子
悲しみも辛さも迷いも切なさも 叫ぶかわりにあたしは詠う
7
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詠み人知らず
風たてば真澄水鏡ゆらぐとも月の影散る千の花びら
9
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薫智
自らの心耕す段階と全て受け止めていく覚悟で
5
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薫智
この時に君に出会ってなかったら背筋が寒くなる思いです
7
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えいひれ
永劫の別れの夜に唯一人君の好みしクラシックを聴く
9
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えいひれ
君出会い君と語りしこの四年永遠の別れをしみじみ想う
7
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三沢左右
シャーペンの頭でなぞる手のひらに恋の一文字浮かんで消えた
24
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詠み人知らず
鶯は羽風に花の香を添へてたれを恋ひてかここらはばたく
9
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逢
白い色えんぴつだけがとがっててそんな正しさならいらないよ
35
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詠み人知らず
なごり雪花びらのごと舞い落ちて春の誘いに溶けてゆく午後
10
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薫智
幸せを探し求めて歩いてるいつも笑顔を忘れないよう
6
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林ユキ
花椿ほとり落ちればありふれた夢の終はりのやうな静けさ
27
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水島寒月
木枯らしは荒みて夜べの湯たんぽのまろきを足の先に確かむ
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まるゆ
別れても好きな人だよ後ろから抱きしめたいな午後十時半
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