KENのお気に入りの歌一覧
うすべに
花いろのよそおいふえるコンコース 都会の春はむすめたちから
14
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横井 信
青空もちょっと冷たい三月の朝の空気にそっとため息
15
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舞
駆けっこし エルフかカムイ 通学の子らに混ざりて コロボックルも
9
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へし切
めざめれば甍の波に春の雪 散歩はあきらめ今日は巣ごもり
17
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うすべに
だいこんの薹立ちはじめておおあわて 花を見たさに一本のこす
12
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ななかまど
陽の当たる方へと春の足は向く早緑色の旬は何処と
16
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朝野沙耶
星砕き溢れた欠片の降る夜はガードレールと二人で乾杯
13
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ながさき
今こそは 一致団結 協力し 自民をたたく 最大チャンス
11
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滝川昌之
うるう年還暦だけど十五歳二十九日に生まれた友は
19
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うすべに
春遠い利休鼠の雨濡らす傘にはなびら 散りのこる梅
12
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横井 信
ひたすらに今を見つめて歩いてく硬いつぼみの春の堤防
13
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舞
わがむくろ風に吹かれてひとひらの雪より軽き虫の亡き骸
11
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へし切
はや三月 花のたよりは届かぬに 吾は花粉にはや惑ひにき
20
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舞
春を待つ北のモシリの人の背に雪は寂しく雨は優しく
11
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へし切
そもそもに悪きは政治に無関心だから蔓延る下等な議員
14
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滝川昌之
檻なのか草原なのか生き方を選ぶは自分一匹として
22
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うすべに
降りやまぬ雨のしずくにひとりごと 追えばよかったあの人の傘
16
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横井 信
窓際に静かに咲いた紅梅の春の香りに集まるメジロ
14
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へし切
くもりなくいつわりもなくきよくあれおのれをただしひとにやさしく
15
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うすべに
降る雨に小さなみどりちりばめて うなだれる枝にあわてもの咲く
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