KENのお気に入りの歌一覧
ななかまど
軒下に子育てはげむつばくらめ夏の記憶をわれと作らん
15
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さいおん
葛城 百木之桜 落花之 風之共尓可 雪跡零兼
12
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アガサ
彼の人と 桜吹雪に濡れし日は遠くありても 今も散る春
6
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へし切
春うらら 風爽やかに吹きわたる 花咲き揃い蝶は戯る
13
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滝川昌之
屋上で胸の空気を入れ替える入社以来の俺の泣き場所
19
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うすべに
少年の背をおいかけて花ふぶき 見得など切れば歌舞伎の舞台
11
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横井 信
新しいカバンを持って家を出る花散る里にウグイスの声
14
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さいおん
五更 雲棚引 久方 吾欲月 亦勿昇
15
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ななかまど
人並みは物差しじゃない人ひとりひとりに別の人生がある
13
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バジル
初めての自炊の写メが子と母の160キロを飛び越えて来る
16
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敦希
みどりごが夢醒めの欠伸したような 柔く潤う花の香の庭
13
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杜鵑草
市にても一人なる身は我のみや否や心よ人な妬みそ
15
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へし切
うつせみの世にも似たるか花桜 散るも散らぬも風のまにまに
12
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滝川昌之
定年し最後の家族旅行中 泣き笑いした俺を写され
14
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うすべに
傘をうつつれない雨音 街灯に光る舗道の白さをうらむ
11
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横井 信
雨は降る歩道に花を敷き詰めて少し明るい帰りの夜道
14
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舞
公園に雪折れの枝そちこちに芽は萌えつつも朽ちゆく者ら
7
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へし切
木の下を紅く染めけむ 落ち椿 花の姿のままに愛しき
17
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ななかまど
ブイの字に北へと帰る白鳥の鳥影残る春水かがみ
17
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敦希
縄解いて川下る船を送る岸 漕ぎ出しの声は「いってきます」
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