あゆかのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
毬の中 三つ並んだ栗の実の真ん中だけが知るシンメトリー
18
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灰色猫
はじまりはほたるのような憧れで気づけば地球がほたるのようで
10
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横井 信
欠けてゆく月のあかりは淋しくて静かな風に木の葉は落ちる
13
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滝川昌之
八月の最後の風に弧を描き夏の警邏を退く浜のトビ
12
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灰色猫
美しいランプとなって灯しあう苦難の道が途切れぬように
14
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名鈴
言の葉と 物の音何れ 貴しや 問ふも益無し 心のまま生け
14
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滝川昌之
更新はあと一、二回判断がまともなうちにハンドルは置く
17
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横井 信
のんびりと画面を見てる梅雨明けの暑さに溶ける僕の輪郭
13
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名鈴
この夜は 天下に時めく 勝り顔 花火で照らし 祝ふべかりつ
15
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灰色猫
白竹をまず掘るところから始まった幼い頃の七夕の日
13
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コタロー
梅雨晴間池の周りに生茂る草花たちはぐんぐん伸びる
5
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弥栄成就
半月を 見るぞ寂しき 君なくば 吾が身半身 欠けると思えば
16
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弥栄成就
蒼天に 鐘の音響く イグナチオ 聖なる調べ 二人を癒す
8
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滝川昌之
「洗車雨」と一日だけの雨の名を浪漫と想う古人の
12
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横井 信
かなしみの中に見つけたやさしさに揺れる心のかけらをすくう
12
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灰色猫
わがままな篩を持ちて歌猫は己の歌に立ち向かいおり
15
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ながさき
限りある 今日に生命は 尽きるとも 輝く未来に 夢を託して
3
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夕夏
うたよんでせつめいてきといわれてもことのはしめはいつたえること
6
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灰色猫
花ばかり見つめていたらまばたきが儚い蝶になってしまうよ
12
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滝川昌之
海側の車窓背にする江ノ電は 梅雨入り間近 長谷の紫陽花
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