中野美雄のお気に入りの歌一覧
inosann
戦争を知らない子等も共に生く七十二回の終戦記念日
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秋日好
開花株植えつけ育成三週間花が足らぬとオーナーはいう
16
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千映
精霊馬またがり帰る父にいう「母は当分そちらに行かぬ」
18
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詠み人知らず
夏の夜に 聴く水音は 守り歌や 閨涼しめて 夢に誘ふ
22
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高松 蓮
事故現場 枯れたる花を 隠すべく 繁る雑草 高く青くと
7
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コタロー
蝉時雨地藏菩薩が服を着て誰かが活けた花が咲きたる
7
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コタロー
寺社參り賽錢投げて祈りたる家族想へば光射したる
4
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コタロー
油蝉飛びて移りし別の樹に再び鳴きて命を燃やす
8
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己利善慮鬼
雲の白心に一つ取り込んで何とはなしに空の気になる
5
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まあさ
青草と 精霊蝗虫が 遊ぶ庭 静かにかおる はつ秋の風
21
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みやこうまし
蝉の声静かになりし公園に増えて舞い舞う赤トンボかな
15
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千映
青春の吾を知っている喫茶店青の空間ソワレの二階
14
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舞
帰りくる面影ありて思い出をポツリポツリと語る迎え火
14
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ななかまど
迎え火がほんのり灯るやさしさで父母を待つ初めての盆
61
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千映
政宗の生誕四百五十年暮しの日々に解け込む藩祖
14
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滝川昌之
キミドリに実り始めた栗の毬 畦道わきに秋が始まる
20
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まあさ
木の陰を 選んで歩けば 目の前に いきなり落ちて きた蝉むくろ
17
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恣翁
白銀の月の光を 梟は 頬脹らめて 吸ひたるらむか
20
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詠み人知らず
SRS数多手がけるスタッフも 戸籍名呼ばれる悲しさ知らず
18
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関山里桜
「遠距離になる」と手紙にしたためる ガラスのペンがさりさりと鳴る
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