中野美雄のお気に入りの歌一覧
林林
消えないであなたの心の灯よたとえ嵐が吹き荒めども
28
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舞
遠い日に交わす言の葉いくたりか浮かび消えゆく酒の揺らぎに
11
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び わ
新しいギターてにして弾いている弦を飛びだしポロンとかたる
7
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みやこうまし
妻逝きて引き出しの中空っぽに カタカタという音の悲しき
19
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関山里桜
朽ちかけの枕木の如き橋のあり高瀬川べり藪に埋もれて
10
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ななかまど
心ゆれ言葉をさがし想いやる君に届ける時間の余白
9
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まあさ
山に餌が ないのか山も 暑いのか 市街地の川で 遊ぶウリ坊
21
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inosann
数千年数万年で刻む様な縄文時代のその日の暮らし
19
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滝川昌之
雨が止み不意に鳴きだす蝉たちのカーテンコールに戻れ夏空
23
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吉野 鮎
キャラメルの一粒勵みに動員の少年逹はウラン掘るとふ
21
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藤久崇
くろがねに 我が血を染めし 島守の 文に返さで 何や保たむ
24
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安井シンゴ
終戦の日のわが耳に月光は低く届きて夏悼みおり
7
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まあさ
青草に 残って光る 雨粒へ そこかしこから 降る蝉時雨
21
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び わ
なつみかん去年うえたるおさなぎが大きな実つけ鳥たちの宿に
5
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藍子
真夜中に目覚めし我を待ってるは古い時計の秒針の音
11
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へし切
湯につかり夜のしじまに蟋蟀の鳴く音も清かに秋の声聞く
28
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林林
母の死後三年が経ち子供らの口から初めて「おばあちゃん」って
22
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林林
編みかけの毛糸が三つありました何を作りたかったか母よ
23
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まあさ
戦死した ご主人へ今も ラブレター 綴り続ける 媼の語り
23
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舞
「通学路」ひとの去りゆく団地への道路看板錆び朽ちて立つ
11
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