コタローのお気に入りの歌一覧
みをつくし
カップ酒四五本持ちて訪ぬ同僚 目が据わり出しあな恐ろしや
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みをつくし
各地より科目擔ひて集ひ來る 嘴黄色き各々の顏
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みをつくし
豬鍋に寒天椎茸凍み豆腐 栗「銀寄せ」に酒は「秋鹿」
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みをつくし
海遠く鰆の味噌漬け日々定番 今懷かしくも食べたくはなし
20
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青き銀椀
をのこともをみなともつかぬ春信の浮世絵を模写しつる夜哉
9
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青き銀椀
トン、スー、トン、運筆のごと歌成らばスッとするかな句を渡る風
8
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青き銀椀
今日はまた今日で終はれば夕映へのコントラストで日のエピローグ
8
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青き銀椀
銀色の声音涼しき夜半の虫遠く耳鳴りのごとく聞かしも
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青き銀椀
千倉より あふのけになり星空へおーいおーいと泣きにける夏
8
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Chico
促促と前傾をなし をみなへし 疾走始む播州平野
9
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Chico
ふ う り ん の みぬちにわたる靜けさに わが光彩のふかみどり増す
11
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ななかまど
真夏日の夏山憶うわが耳に低く鳴きくる雷鳥の声
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ななかまど
熱風にかそけく揺れる秋桜を秋のまなこが柔らかに見る
14
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ななかまど
鳥海山入道雲を背に負いて美しき姿を海に描きおり
14
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ななかまど
陽が落ちて涼しさこいし秋の耳ころがるようにひとつ鈴虫
13
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横井 信
閉めきった部屋にこもった夏の朝 身の入らないいつもの仕事
11
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横井 信
ひさびさに袖を通したスーツから思い出してくいつものリズム
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横井 信
マスクしたままに過ぎ行く夏の日にもう半分の月は見下ろす
13
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横井 信
少しずつ夏の記憶を消してゆく暴れる風に木々はざわめく
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横井 信
草むらの虫の音色を数えてる行くあてもなくただよう夜風
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