森川のお気に入りの歌一覧
舞
怖れつつ触れて確かむ消えぬよう時に癒さる秘す傷痕を
8
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清淡
あぢさはふ昼夜を問わず鮮やかに 優雅に可憐に蘭咲き誇る
7
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芳立
なほ冴ゆるほども雪解の水に揺る日の色にこそ春はありけれ
5
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ななかまど
芽起こしの風まきあげて杉花粉春の心は行きつ戻りつ
9
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び わ
遅咲きの白梅畑明るくすみなの幸せ願うがごとし
7
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横井 信
雨あがりそっと始まる三月にハクセキレイはささやき踊る
15
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へし切
春の夜のしぐれて安き鼻ごころあしたに霞む吾が眼かな
20
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聴雨
八朔のゆふべに灯る歌に咲く花とも見ゆる言葉うるはし
16
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聴雨
うす紅の桃一輪をかんざしに心ひとひら歌にしたたむ
90
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滝川昌之
春雨にしばし黙して若鳥は恋唄までと喉休めおり
22
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び わ
朝6時下弦の月が西の空東の空を陽が染め始め
6
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千葉 甫
決めていた数より食べるもう一枚もう一枚のポテトチップス
5
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へし切
しがらみに流れもあへぬ憂き身かなままならぬ世よままならぬ意よ
23
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萱斎院
せきかねて流れの色ぞかはるらむ われのみ知るるもみぢが涙
13
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横井 信
寒空の 分厚い雲に さえぎられ 薄く輝く 白い太陽
14
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灰色猫
果てのない旅に疲れて月を見る遠くできっと君も見ている
20
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舞
いち葉のひらりと落ちて暮れる秋酒も静かに影と語りつ
16
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舞
枯れ桜降り落つもみじ敷き詰めて秋の彩る木漏れ日の道
14
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和竹
柿の葉の散り積もりつつ褪せゆくも陽の照らしたもう刹那の緋色
6
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和竹
雨しずかくぐもるガラス拭かぬのは稚児の指跡うさぎかくまか
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