森川のお気に入りの歌一覧
うすべに
あの人を待宵草のはかなさは ひとよ明かしてしぼむ花びら
8
もっと見る
滝川昌之
スニーカー洗って干せば夏空が裸足で来いよとビーチへ誘う
24
もっと見る
行中納言中将知師
行く春の花を見むには心をぞ 落とす身のみは残りけるかな
6
もっと見る
横井 信
過ぎてゆくいち日をただ歌にして見送っていく暁の月
13
もっと見る
横井 信
ただいまと上着を脱いで春休み 風に揺れてるスギナとつくし
15
もっと見る
横井 信
旧式の揺れる列車は春雨の分水嶺を静かに越える
16
もっと見る
KEN
咲き急ぐ 花の蕾を 諭す如 冷たき月の 光降るかも
20
もっと見る
舞
梅散ると桜咲くとの南から便り聞きつつなごり雪降る
6
もっと見る
紫都姫
心にも なき事重ね うわつらに 居りし我にも 春は来たりて
11
もっと見る
つばす
つぼみには自然の不思議詰まりおり折り紙開くように花開く
8
もっと見る
灰色猫
たくさんの願い華やぐ千羽鶴きみの一羽を探しているの
17
もっと見る
千野鶴子
咲け木蓮芳香放ち祝福を旅立つ者に雨と降らせよ
8
もっと見る
千映
枯草に黄緑新芽顔を出し自然の摂理感動の日々
10
もっと見る
滝川昌之
初鳴きは下手くそでいい春鳥よ古木の梅に教わればいい
23
もっと見る
滝川昌之
浅き春もう冷め切らぬ湯たんぽの残り湯ほどの朝の温みよ
24
もっと見る
うすべに
まだ広い林の空に うぐいすの初音見送る去る冬の影
9
もっと見る
秋日好
指先の洗濯バサミの向こうには春の青空楓の若芽
17
もっと見る
灰色猫
ぼくの手があなたにとって武器でないことを信じてさしのべるから
17
もっと見る
新座の迷い人
寒い朝 三寒四温 この季節 寒い朝 三寒四温 この季節
5
もっと見る
舞
春待つも色無き色に色添える雪降り尽きぬ二月晦日
12
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
>>