詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
秋日好
支えられ 崩れ落ちゆく心でも永劫回帰の輪を編めようか
19
もっと見る
元親兄貴
一雨が連れてきたのは冬将軍冷たい風で街を包んだ
14
もっと見る
千映
肩すぼめ歩く姿は三歳も老けて見えるし ニンニクを食む
11
もっと見る
秋日好
珊瑚閣と名付けられたる楓の木彼を思いて植樹すること
17
もっと見る
元親兄貴
涙して別れたあの子が名を変えて居座っている 同じ空の下
8
もっと見る
石川順一
犬山の寂光院に行って来る山道にある石段登る
14
もっと見る
石川順一
木守柿赤きカエデのそばにある信長像が間近に迫る
15
もっと見る
へし切
世の中は良くも悪くもしがらみに囚われ縋りみんな生きてる
20
もっと見る
滝川昌之
何方かの何時かの想い閉じ込めた古書の中から銀杏の栞
25
もっと見る
千映
ストーブの薬缶のお湯の煮えたぎる音色々に聞こえる不思議
12
もっと見る
西村 由佳里
わたくしのたったひとつの左目が目薬されてたぷたぷたぷん
8
もっと見る
千映
また一本縫い針消えた母の指感覚鈍る針はどこかに
11
もっと見る
千映
花に水飲ませた後の清々しこころほぐれてお茶も美味しい
10
もっと見る
千映
スーパーとコンビニの違い今一つ解らぬなりに心なのかな
8
もっと見る
inosann
スーパーで若いママさん子の名前を大声で叫ぶ何か呼ぶように
11
もっと見る
コタロー
樹々に生る名前も知らぬ大きな實今か今かと收穫の秋
9
もっと見る
コタロー
坂道を自轉車漕いで登りゆく學生襟を口まで上げる
17
もっと見る
コタロー
雨粒を少し殘した朝顏が日の出を待つて大きく咲きぬ
11
もっと見る
コタロー
新鮮な秋の空氣を胸一杯吸つては歩く空は蒼色
17
もっと見る
コタロー
誰も居ぬ神社の森に鵯が鳴き我は家族の健康祈る
9
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[137]