きりあのお気に入りの歌一覧
紫苑
安穏をなど貶したきまろまろと太れる蕪を真二つに切る
16
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おおみはじめ
歯がこぼれ役に立たないのこぎりも鳴らしてみればオンド・マルトノ
6
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三沢左右
振袖にアナスイの紙袋持つ乙女に汚れ些かあらじ
14
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さる
純白のアジサイの花眺むれば汚れしこころ清め給ひぬ
5
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明応
いつの日や握りしめたる温かさ石段の道モンサンミッシェル
6
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薫智
パパは後何日寝れば会えるかな?いじらしくって頭を撫でる
6
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庭鳥
カツサンド?磁器のことか?と思いしが職場の人も泣いていました
6
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詠み人知らず
夏影の青きかなたにゆく鳥や声は清けし君のごとくに
8
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なり
よかったらだれかわたしのうなじの皮をくわえてどこかに連れていってよ
4
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横雲
迷ひつつ蛍の誘ふ沢の辺につれなき人の魂ぞ焦がるる
8
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浅草大将
花うせてのちの実りに色も香も匂ふぞうれしあを梅のころ
32
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falcon
ソユーズの窓に見ゆるは角上の争ひ続くわが祖國かな
8
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falcon
白き手の押さへる弦に爪ひびき千鳥鳴きゆく須磨の夕なみ
14
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卯月
花泥棒 八十路媼を悲しませ愛でるアツツ桜は綺麗か
5
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リンダ
こころ病み歌を始めて生き延びて今ごろ気付く傷つけた人
15
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環
つぎは、ひらつか、ひらつかです人のまばらに立つ車両降る
1
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環
東光飯店・四五六菜館 中華街は街のつづきにゆるやかにあり
4
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只野ハル
ポケットから手を出し背筋を伸ばし遠くを見つめ歩いて行こう
4
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falcon
捨つる身のあはれは残せ杜若わたる八つ橋墨染めの裾
9
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ぐるぐるフルール
外灯の光を浴びて薔薇たちは夜の姿を暴かれ匂う
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