金木犀のお気に入りの歌一覧
あゆか
惑星の軌道がたまに近づいてそっと離れる君と私も
12
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沙久
友の住む国でのテロに鳥肌が何故に世界はこうも非情か
23
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松本直哉
短夜にみじかきいのち燃やしつつ蛍飛びかふぬばたまの闇
13
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中野美雄
掌にそおつと雫を光らせて嗚呼あの柿の葉きみ歌ひにし聖歌のやうに
6
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中野美雄
横走り雲の切れ目の朝影に頭巾染めてや山法師立てる
9
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千映
雨上がり澄んだ空気の気持ちよさ深呼吸して胸も波打つ
13
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安井シンゴ
季を選び彩り添えたしわが日々に手拭い飾る今どきの粋
8
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まあさ
雨雲を 待ち続けている 紫陽花が 今日も見上げる 綿雲の空
27
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詠み人知らず
粉砕し産廃にした物がある 老害上司の 単なるイジメ
16
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児島白汀
眼閉じ ただ黙すれば 耳鳴りの音の向こうに 弥陀の微笑み
8
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野々花
ふるさとは父母眠る墓となり「ただいま」なんて呟いてみる
27
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恣翁
誇るがに 浜昼顔の咲く空に 鼓動のごとく 波音聞こゆ
25
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舞
五月晴れ暮れて朗らな月影とゆるり語りつ呑むひとり酒
11
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詠み人知らず
痛むほど愛してはだめ 天秤の針が傾いてしまうから
22
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詠み人知らず
握られて エゴイスティックに舞わされた 憐憫という愚かな曲で
15
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び わ
「あなた見て 柿が一杯実を付けて」君とみつめる空青く澄み
12
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灰色猫
横浜の中華街の肉まんが激しく冬を主張している
18
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河のほとり
ほととぎす夜はすがらに語らふかむすばぬ夢を空にたづねて
17
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詠み人知らず
密やかに毒針を持ち和やかに 殺意を磨く 素敵なアナタ
19
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ながさき
西の空 ビー玉色に 輝きて 中天浮かぶ 宵の半月
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