吉野 鮎のお気に入りの歌一覧
夏恋
言の葉を安易に文字にすることの怖さを知らない訳でもないのに
18
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ラベンダー
山々の 連なる上の 色は溶け 街灯光り 虹の輪作る
19
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詠み人知らず
感謝とか幸せとかに餘りにも 意味を持ちすぎ 生き辛くなる
12
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まあさ
半袖の 客で賑わう 百均で 幅をきかせる ハロウィングッズ
23
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まあさ
虫たちの ハーモニー聴き 満月は 満足そうに 微笑んでいた
20
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秋日好
二つ目に落ちた林檎は色づいて小枝と葉をつけ厨に居座る
22
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秋日好
チャンネルを替えた途端の三音でモーツァルトと思った孤独
21
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みろく
体型でドラムにされた少年の部屋から響く速弾きギター
14
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詠み人知らず
童らが「ずるい」と言うを頻発し 言葉の意味を違えているらし
11
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詠み人知らず
憧れし 逢ふこともなき彼の指 片恋の形見 借へたる爪
16
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詠み人知らず
言の葉の何の有るかは 慰めも 母の胸にぞ虚しかるらむ
22
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ながさき
核保有 大国並みに なれたなら 自国の民は 幸せなのか?
28
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千映
柔道界もう一人のひふみんが星とならむこと祈る二十歳に
12
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石川順一
多すぎる本に戸惑う我ならば寄席の予選も落ちるだろうよ
16
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石川順一
バンバンと意気軒高に山河行くアナザーマインド持ちつつ防人
16
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藍子
ひまわりのようにお日さま見上げてるそんな娘に育てと願う
19
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藍子
埋まらない深い溝有る夫婦には子はかすがいと言う言葉無し
16
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滝川昌之
吃音の作家が描いた小説に出てくる子どもはいつもさみしい
25
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へし切
鵺鳥のうらなく聲は悲しくも寄り添ひかけし言の葉温し
25
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夢士
開け放つ窓辺にありて酌み交わす酒の肴や秋の虫の音
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