詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
紫苑
水底に抱き合ふ腕のひとつありてどこまで蒼き冬のみづうみ
38
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紫苑
うたに詠むかげと己の生きざまに乖離あらざるや世のうたびとよ
43
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紫苑
ジャズバーの扉漏れ来るサックスの「サマータイム」は「枯葉」にかわる
38
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紫苑
驟り雨せみさえ黙すそのときに囁きたまえ我が耳もとで
92
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紫苑
入りてのち追はれし母よそらみつやまとに生れしウティナンの眼は
11
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藤久崇
国頭の 森に戦を 命生きし 御祖の血こそ 我は継ぐなれ
18
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まあさ
弁当に 竹輪蓮根 ビタミンi(アイ)入れた息子の 高校受験
21
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inosann
「憎まれ口たたけるうちが花なり」に「世にはばかるなり憎まれっ子」と
16
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新座の迷い人
寒空に 農夫せっせと 畑仕事何を植えるか 働く姿
10
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松本直哉
マフラーに顔をうづめてかへる子の髪かきやれば冬のにほひす
15
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松本直哉
末の子にくちびるよせて起こす朝頬の産毛のほのかににほふ
16
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松本直哉
はにかみて母の裳裾に隠れしが片目をみせてわらふをさなご
17
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松本直哉
あづさゆみ春待つ庭の薔薇の芽のほのかにあかく色づきにけり
18
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松本直哉
御巣鷹の露ときえにしきみしのびあかねぐもみるあきのゆふぐれ
37
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松本直哉
明けぬればもはや往にけり共寝せしふしどのなかのあはき残り香
10
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新座の迷い人
節分で 我が家の鬼を 追い払い 妻の病も 癒えるかもね
12
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inosann
配置薬の市場の変動いちじるしく社運をかけたるビジョン掲げらる
14
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千映
梅歌会蓋を開ければ三票の嬉しさ頬を緩めてくれる
14
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吉野 鮎
石組みの道の向かうに君眠る白梅香る郷は日暮れて
10
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吉野 鮎
如月の夕べを一人白梅の蕾膨らむきみが故郷に
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