詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
筍(たけのこ)は竹の旬です人の世も子の伸びる頃が親の旬です
22
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へし切
散りいそぐ花のこころを止め置きて寒のもどりに冴ゆる月かな
25
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灰色猫
牢獄に射し込む星のかがやきはきっと瞳を焦がすのだろう
21
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松本直哉
幾歳月こえさりゆかば原子炉の消えなむ国ぞ今日もなゐふる
4
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夕夏
かたくりのはなうつむいてせいそなりいちりんのみをつかのまさかす
10
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詠み人知らず
弦月を眺め思ふは郷の海 美(は)しけき無數の凍て空の星
9
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幸子
美しき余韻を深く残すほど我が胸えぐる君の恋歌
19
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更紗
いつになく 優しい言葉 あなたには 見えているのか 二人の明日が
10
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横井 信
切り株に寄り添い草は揺れている枯れてしまった桜と知らず
21
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へし切
野蒜摘み 春のかほりを味噌和えに 食めば 懐かし亡き妻の味
27
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もみじ☆彡
逢へばまた 別れのときぞ 巡りけり 花のうつろひ こころ沁むかな
16
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藤久崇
春闌けて 八百重の花の 枝揺れば 満つ香の風に 鳥も鳴きつつ
20
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詠み人知らず
春と呼べる頃は帰らずなぜに桜幾たび招くその身に春を
10
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滝川昌之
パステルの薄いコートがよく似合う纏う貴女が溶け込む街に
21
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西村 由佳里
まどろんで両目の痛みを治すとき脳の疲れも取っております
7
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詠み人知らず
變へられぬ未來と過去を行き來して春と云ふのに風花の舞ふ
7
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水中あやめ
浜千鳥跡にもしるき物思ひ今は消えなむ波のまにまに
23
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へし切
千鳥鳴く清き浜びに知る跡の波に消ゆとも人なつかしも
22
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蔓葵
春風になびきにけりな糸さくら花よりほかの色のなきまで
25
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詠み人知らず
本尊の藥師如來の前に立ち はらはらはらとひとり泪す
10
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