蔓葵のお気に入りの歌一覧
うすべに
山あおく緑の雨に洗われて 破れた神の衣をまとう
10
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横井 信
窓の無い夏につながる真っ黒なとびらの前で歩みをとめる
9
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灰色猫
微笑みに微笑んでいる温もりに愛と名づけて構わないかな
13
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灰色猫
老いてゆく目尻がゆるむ愛しくて世界は君に微笑むからね
12
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灰色猫
下手くそな褒め方だけど笑ってよ今夜の君は完璧だから
14
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灰色猫
恋だとかみそひともじで歌っても未熟だからさ募るばかりさ
14
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灰色猫
ペン先に住んでいるのは理性だと信じていたけど恋だったのか
16
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舞
おさなごを抱く若母母の日の花を見ており子をあやしつつ
9
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桃山
初夏の風翼で切りて川面飛ぶ燕よ餌は足りていそうか
8
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葛城
取り除き拔きて棄つとも又生える丹精されぬ雜草は強し
10
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萱斎院
沖つ風かひなき舟を辺にかへせ 美保のうらみに寄す波がごと
8
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横井 信
珈琲をそっと飲みほし小雨降る街を眺めて続ける読書
11
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うすべに
遠い日の花かんむりにひとりごと 見えない四つ葉おにさんこちら
8
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さいおん
吾息波 煙尓立而 久方乃 空尓棚引 雲戸成奴
12
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さいおん
須臾者 不逢久 詠歌尓 応之妹乎 聞者嬉茂
12
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舞
ひと夜ごと思い出愛でていつの夜か環りて終えて深き眠りに
10
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桃山
買い物と昼食こみのデパートで夫婦はデートこれも楽しみ
6
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やまざくら
百年の 花のトンネル 遠き日の 家族の宴 偲びつ歩む
8
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コーヤ
新緑に 和みて歩く 朝の道 彩り添える 花とかたりて
9
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へし切
藤の花咲きて散りにき 卯の花は 憂き世の中に盛りなりけり
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