詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
夕夏
きょうからはうつくしくおしゃれにうたうさすればにんきでるやもしれぬ
7
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秋日好
繁忙の私と閑散期の君が電車とバスで同じ街着
14
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inosann
老いぼれるチャリンコおやじがポイ捨てし漂う煙草を海は受け入れ
14
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inosann
子のために好みの菓子を決めるのを短気の吾は「ジッ」と待ってる
14
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inosann
人間は越えてはならぬ一線と大事を守る一線を持たん
14
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inosann
げんこつも国旗掲揚も「君が代」も今は懐かし昭和の誇り
14
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inosann
果物の二つに割った片割れをみつける如くの娘の婚活
19
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工藤吉生
灰色の雲がほろほろ暮れてゆき夜はひろがる青を強めて
11
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西村 由佳里
言の葉を出さない口にじれた胃がぐうぐうぐうぐう歌っているの
8
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詠み人知らず
恋文を綴る思いの原稿や 恋君の名の文字なぞる指
8
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リクシアナ
傷負うた蝦夷鹿佇む松林春の吹雪が鹿の子と紛う
21
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万陽
「お買得」その3文字に操られ財布も緩みて のち悔やまれり
12
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千映
春という文字を背負いて庭仕事ドンドン体動く幸せ
19
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千映
「書きまくる」一年目標立てた吾はボケ防止とは自ら言うまい
11
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吉野 鮎
思ひ出の櫻一樹に會ひに行く人群れ酒宴に幹撫でて去る
8
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千葉 甫
張られたるシートの内で半世紀見慣れた家の解体の音
10
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たたみの目
わが寝相 あんまり良すぎ 真夜中に 布団毛布は ベッドの下へ
7
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藤久崇
咲く花は 風に添え来る 黒雲に 弥輝きて 匂い散りゆく
20
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みやこうまし
ウオーキング人に越されて腹立たぬ 老いのペースはマイペースなり
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なかしぃ卿
敷島の大和ごころは枯れてのち再び咲かむ桜木の意地
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