秋元 邦明のお気に入りの歌一覧
矢車菊
会はずとも心に君を想ふたび友とはわれのひとつ灯
24
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沙久
ああ、君だ! 後ろ姿でわかったよ 長身が映える 青いネルシャツ
18
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絮谷新
鬼灯のドライフラワー吊られたる白漆喰は翳りて午後の
19
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林林
キラキラの笑顔で息を合わせつつ友らと踊る空は夢色
24
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絮谷新
丘渡るエスカレーター描かれし蝶類図鑑の一頁があり
18
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舞
思い出に語り残れる言の葉を如何にか告げん時の旅路に
14
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沙久
未来図はぼんやりした線入り乱れ 誰もわからぬ領域となる
18
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沙久
母の顔よぎっただろうが目覚めずにこのまま逝くこと願った彼女
18
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へし切
風の音のあとなき空をたづねわび野辺の尾花の穂は揺れやまず
30
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灰色猫
蜃気楼ひまわりひとつ揺れていてあれはおそらく君が面影
24
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灰色猫
しみじみと鳴りっぱなしの踏切の身の上話に泣いた日でした
20
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灰色猫
引力と数学者とが恋をして打ち放たれる3ポイントシュート
20
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灰色猫
繊細な人たちばかり集まってふわふわ甘いわたあめつくる
23
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麻
白妙の雲の波打ついそのかみ古き砦は隠さふべしや
24
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狼煙
夜闇に 蛙鳴く声 雨の音 響き渡るや 遙か黄泉まで
7
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絮谷新
音の無きメトロノームの振幅を内に感じて靴を揃える
29
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麻
もみぢ葉の散りゆく陰を訪れて奏でてけりな里の山風
26
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へし切
ねがはくは 喜「怒哀」楽を中抜きに 残る命を喜楽に生きたし
34
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詠み人知らず
しづしづと山を下り来る竜田姫暑さの残る都哀しき
15
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コーヤ
なんだ坂こんな坂をも超えられた君と互いに支え合えたから
20
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