恕道のお気に入りの歌一覧
絮谷新
西日差す庭の緑の陰深し何処に子等の声は名残りて
21
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呉竹の憂き節
ひとりのみ松もかなしみ久方のあまねく染むる時雨なりけり
8
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へし切
秋はなほ月の桂も黄葉する山のこのはに照りまさるらむ
25
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詠み人知らず
枯葉散る女が涙ながすよに大地は包む男のように
20
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たけくらべ
あかね雲そむる緋色の秋の陽は今日の紅葉の赤を知るらめ
21
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キュン太郎
恋なんて知らない方が良かったな失恋の木には何も咲かない
9
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千映
ストーブの紅き炎に目をやればこころ落ち着きほっこりとなる
13
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灰色猫
ずいぶんと君を知りすぎたのに初めて争った日のよに君を求めてる
18
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千映
ごめんねと子供のような謝りのメールが君の瞳になった
9
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千映
野菜から食べるがいいと教えても母好物の魚が一番
14
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沙久
「一番」を 目指してしまう この恋は どす黒いものに 覆われていく
18
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絮谷新
悲しみはコーヒーカップに残る澱理由を問はねば質量増して
18
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夢士
月影や雲の向かふの十三夜月見飾りの萩の花ゆれ
28
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河のほとり
風ばかり夕べの空にこたへしてなにぞは人のおとづれもせぬ
19
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Chico
捨てられた箱に律儀に收まれり 呼ばれる日まで名もなき純情
22
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石川順一
赤飯とケーキを食べて誕生日ロールケーキを譲る日なりき
14
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紗ゆり
末っ子の運動会の徒競走誰に似たのか常にどん尻
9
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桐生賄
毎晩の 日課次男の 背中へと 薬塗布する 母の役目よ
23
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蓮見
北風が いやに寂しく吹いたから 無性に君に会いたくなった
10
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沙久
「年なんて関係ない」という君を 本当に信じてもいいですか?
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