詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
巴里笛
秋風に押されてそっと差し出した この手は君に触れたのだろうか
15
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絮谷新
井戸深き水面に落つる葉の音して月の覚むらし有明なれば
21
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コーヤ
夕暮れに淋しさこらえ野の菊は最後のときを輝き見せて
22
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炭酸水
鮮やかに山を染めゆく葉を紡ぎ冬の衣をたんと編みたし
26
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キュン太郎
君といる 時間の中に隠れてた 恋心が今 踊り出す
4
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詠み人知らず
星一つ 望遠鏡で探せども 滲んで見えぬ君が死んだ日
7
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コーヤ
秋すすみ五感に染み入る紅葉を夫婦で和み愛でて愉しむ
25
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リクシアナ
アラン編みにうずむ横顔 弓張りの君の睫毛に積もる初雪
27
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へし切
寂しさに眠れぬ夜は夢の旅うたのわめぐり刻は深けゆく
31
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炭酸水
逆さまの三日月滲むやるせなさ幼き子らを置いて逝く身の
26
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舞
秋桜のすでに枯れゆく野の原にふわり一羽の蝶あてもなく
15
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灰色猫
不死鳥と思い込まれた孔雀ありその血を吸うても永らえられぬ
15
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コーヤ
虫の音の絶えて静かな森中は紅燃ゆる色の華やぎ
20
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沙久
妻子なし そして「空き家」であればな、と期待している お前、いくつだ
20
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沙久
「若さ」is武器なれば「年の功」は、はて? 身を助く芸か 真の相棒か
18
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沙久
あんだどご すったげ好きだや んだどもよ「とぎ人」だからしゃなんとせばいべ
20
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たけくらべ
秋の夜は寝化粧さへも悲しけれ涙のあとを人知るらめや
22
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舞
北新地お初天神さむしろに待つ橋姫のうそやまことや
12
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コーヤ
時はまた待つこともなく過ぎゆくも限りの吾がみち造りゆくこと
20
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コーヤ
青空に光を浴びて侘助は転び落ちても微笑みのまま
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