詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
群れるのは好きじゃないとか言いながら自分を晒せぬ弱虫の僕
21
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舞
枯れてゆくひと間に燃える紅葉らに霜ふり白き朝の明けゆく
13
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さはらや
潰さずにいようと思った一匹の虫を潰してしまった悲しみ
6
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ほ、ほ、ほのか
泣き濡れて うたのわ開く 独り夜は 三十一文字に ぬくもり探す
13
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彩雲
逢いたいと思わば思へ われ知らず君の魂魄(みこころ)何処にありとや
3
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彩雲
朝露のつもりてなせし恋の淵 君逝きてこそ恋しかるらむ
3
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ヒラえぽんの助
「好きだった」 そう言い去り行く 君の背に 声をかけれぬ 我が弱さを憎み
1
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空飛びネコ
歌を詠み世界に耳を澄ませれば未だ聴かぬ音我に語りて
20
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浮卯月
花の水替えるごとくに淡々と心の水も涼しくしたい
9
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はるさん
ラーメンに 半チャンつけて 漱石が 一人旅立つ 午後八時半
5
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のりじ
いつもより 光架かった通学路 微笑みながら 足取りも軽く
3
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詠み人知らず
指一本触れずに交わす約束に壁の向こうの夜は短し
5
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わび助
雲の間に隠れた月を探すよう目があったなら綺麗ですねと
4
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わび助
長月を知らぬ若人の心根になびく夜風は短し時かな
5
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未音
祈り紙で鶴を祈る夜 ひたすらに紙に折りを祈り込みながら
10
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たけくらべ
美空翔ぶ初かりがねの鳴く声を秋の嘆きと聞くは悲しき
29
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舞
朝まだき団地の灯りポツポツと皆それぞれの今日をまた生く
20
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恣翁
重ねたる調べの中に 高みへの憧れ秘めて 蒼穹を指す
25
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沙久
この世界 透明じゃなくて 灰色で だけど僕らに「希望」をくれる
18
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沙久
SOS ふさいだ壁を 蹴破れば 言葉に疲れた 骸が眠る
24
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