詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
灰色猫
瞳と言う薄い涙で覆われたまるで海のよな潤んだ光り
19
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巴里笛
すれちがうこともできないこの気持ち 晴れでも傘で雨でも傘で
8
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巴里笛
夕暮れの空から剥がれる君の夢拾い集めて手のひらにのせ
13
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巴里笛
秋風に儚く散りゆく紅い葉に 切ない想い託すふりだけ
12
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舞
落ち葉降る音の淋しき秋の夜はひとり冷たい酒に酔いけり
19
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石川順一
保護シートはがしておろす鏡かな少女漫画の様な気分に
19
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恕道
亡き母の手編みの白いマフラーを今年も巻いて涙溢れる
24
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あかつきのそら
その姿を みとめるだけで 幸せな 恋する自由は 私にもある
11
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たけくらべ
あかね雲そむる緋色の秋の陽は今日の紅葉の赤を知るらめ
21
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灰色猫
いつの日か出会って見たいその本は大事なページが抜けてる予感
19
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夢士
チロチロと薪ストーブの炎ゆれ秋風寒しここは山里
21
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恣翁
径埋む松葉の挿頭に 松茸の香の仄立ちて 露結ぶらし
21
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涙歌
好きですとかいたメールにうつむいてうそだよ、なんてつけたしてみる
6
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コーヤ
秋運ぶ栗ときのこのお料理を共に食する人のいる幸
25
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麻
消えあへぬ昨夜の星のなごりとてこずゑに笑まふ朝つゆの花
53
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沙久
肝心な事は知れぬまま「好き」だけが育ち続けて 泣く帰り道
22
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沙久
同じだけの熱量相手に求めても等しくはならぬ期待の法則
80
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灰色猫
千年後何万年後何度でも生まれ変わって巡り逢おうね
23
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へし切
咲く花も人も盛りに華やいで 散りゆく時のなほ愛おしき
32
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へし切
白萩の身を知る雨に咲き濡れて君が若死し吾を老いしむ
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