詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
千映
落葉掃き終われば少し身を休めこころも休め雪に備える
17
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秋日好
楝なく月夜の闇に思うかな別れし袖の隅ぞ目合わせむ
17
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恣翁
初冬の 陽の当たりたる壁の上に 残りし蠅の 眼に留まりけり
20
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詠み人知らず
文芸の才に溢るるきみなれば 磨き磨きてまた戻り来よ
19
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詠み人知らず
陽に透ける緋紅の紅葉 脈浮かせ 儚き命ひたすら燃やせり
17
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夢士
通勤の電車の窓の吾が顔や昼の疲れを持ち帰り行く
19
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ラベンダー
微笑んだ 少女手を振る 夕刻の 運河の縁の カモメに向けて
23
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へし切
ひそやかに置かれた場所で咲けばいい星が夜空に輝くように
26
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滝川昌之
冷え込めばまた深み増す冬紅葉 夜中見つめるストーブのように
26
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舞
また一つ年の暮れゆく何事か変えんと思うこの年もまた
12
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ふじこ
出づる日よ若芽吹かせよ木々に花 神の恵みを我が故郷に
15
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吉野 鮎
朝の道夜來の雨にぬれそぼち石蕗の葉に名殘りの雨粒
13
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滝川昌之
冬の日は短し古き友に会い思い出語る時のようなり
22
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石川順一
写真から伝わる光の曲がり方止まって撮らねば滲む被写体
16
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詠み人知らず
泣くなよと髪なでし君の温もりに泣くより他に手だては無くて
23
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横井 信
夢に見る 雪を取り巻く 湯けむりを 治らぬ足を 抱える夜に
18
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月虹
寒風に弾けて消えるシャボン玉あの日の君が思い出せない
62
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夢士
凍てつきし大地に一人戻り往く横綱解きて付け人の無く
18
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inosann
お迎えが来ても身支度はゆっくりと時間をかけてと息子は願う
27
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灰色猫
自分では届かぬ歌を詠む方に憧れ抱きそっと拍手を
19
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