しょうとくのお気に入りの歌一覧
舞
生きる場を選べぬものの逞しく名を知らぬ花こんなとこにも
25
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絮谷新
笛の音は赤い鳥居を潜り来て宵を迎えにいく夏祭り
24
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くらら
なんとなく 気持ちが乗らぬ こんな日は 茶を点て 静かに 心を正す
12
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絮谷新
雨煙る単線駅舎は山肌の緑を負ひて朽ちてゆくらし
19
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もり
飾るより使って欲しい江戸切子恋いびとみたいな番いで貰う
10
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泡藍
軒先に 誰かがくれた 桃を見た 我は郷里に 帰ってきたり
7
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野々花
懐かしい海の匂いのする人の詠いし歌にときめく心
14
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黒兎☆
あのときはぼやけて見えた言の葉が歳を重ねてはっきり見えた
7
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絮谷新
過るのは僕の躊躇い君の嘘過ぎ来し日々の痛み思えば
15
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たけくらべ
君見染め弾む心の我が身には五月雨るる夜も楽しかるべし
20
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リクシアナ
艶やかに花びら寄せる芍薬の臙脂にうつる雨の残り香
21
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コーヤ
清純な 花言葉のまま 咲き開く 白の睡蓮 心洗わる
16
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コーヤ
石垣の自然の器に美しく白き野ばらは垂れ咲き誇る
19
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リクシアナ
挿げたての鼻緒うきたつ夏至の宵たかなる胸の歯音がはずむ
19
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恣翁
パラソルを 左の脇に挟みつつ 地図の番地を 女は確かめき
20
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へし切
偲ぶれど忘らるまじき面影の涙に濡れるあじさいの花
34
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光源氏
いそしぎをユーチューブで聞きながら恋人たちの悲しみを思う
21
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芳立
渋滞のわれを過ぎゆく自転車に太もも見ゆる夏は至れり
11
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沙久
水をやり忘れてひしゃげた花の葉のごとく総崩れ月曜の陣
17
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リクシアナ
浮き草の夜によせくる細波の群れて空しく更ける水無月
21
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