詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
舞
夕暮れに野仏似合う夕陽かな蜻蛉休める手向け一輪
16
もっと見る
舞
男の子にも女々し夜ある独り酒秋染む雨の胸の内にも
15
もっと見る
優器ルミネ
噛み潰す 錠剤の 音の中から 僕の罪状 読み上げる声
9
もっと見る
詠み人知らず
思い出にすがりつくのを待っている ほの暗い影 罪悪の色
8
もっと見る
矢車菊
本当に大切なものを守るため しばし許せよ夢の弔ひ
19
もっと見る
矢車菊
掴まえた秋風を空に放す朝 さよならぼくのコスモス畑
20
もっと見る
北窓
告別は心の中で済ませたと言い切るだけの強さ無く月
7
もっと見る
遠路
「死ぬことは、褒美なのだ」と さびしげに笑んだあなたの鼓動となりたい
4
もっと見る
己利善慮鬼
会うことが痛みになるということを恋する前の僕に言いたい
9
もっと見る
己利善慮鬼
花模様乙女の胸で上下して眠りは深く海の如くに
9
もっと見る
詠み人知らず
昨日まで恋をしていたはずなのに 恋のしかたを思い出せない
8
もっと見る
恣翁
窓押せば 吾を拝すがに揺るる竹の 風声 山鬼の涙ゆ苦し
15
もっと見る
灰色猫
誰からも教わらなかったさよならが君の口から零れるまでは
17
もっと見る
灰色猫
美しく山河を駆ける獣たち尊厳という言葉じゃ足りない
16
もっと見る
灰色猫
もう二度とほどけないよう靴紐を結びなおそう踏み出すために
24
もっと見る
麻
思ひ人つなぐのぞみは旅立ちぬ黒髪ゆらす風をのこして
25
もっと見る
夢士
山里の祭囃子や秋の風孫の手ひきて山車の綱引く
20
もっと見る
コーヤ
赤や黄と染まり深まる木々の葉の熱き心が肌に伝わり
19
もっと見る
コーヤ
秋深く虫の音盛んに聞こゆ道野菊の群れの微笑みを添え
16
もっと見る
へし切
妹がすむ常世の国の彼岸花しるべと咲かば吾をいざなへ
24
もっと見る
[1]
<<
817
|
818
|
819
|
820
|
821
|
822
|
823
|
824
|
825
|
826
|
827
>>
[965]