紗紋のお気に入りの歌一覧
聴雨
墨染めの心にともる忘れじの言葉のやうなやはらかき月
16
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夕夏
のべにいでつわものどもがゆめをみるうたたねさそうはるのざわめき
2
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高松 蓮
ちょっとだけ 知らない道に 行ってみる 気分のいい日の ふとした冒険
9
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野々花
淡き恋募らせ眠る桜貝初めて付けた口紅の色
15
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雪柊
「おかえり」と起きて帰りを待つ君に枯れぬ愛情 尽きぬ心配
21
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ミミンガ
ヒヨドリの落とした花の哀れなり 拾い集めて水面に飾る
19
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夕夏
あさひさすまどべにきこゆうぐいすのあまいさえずりひざしもぬるく
2
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真横
君想い綴りし文の行く宛ても君のいた日ももう無いと知る
18
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詠み人知らず
あなたにはわたしの知らぬ夜があり わたしの知らぬ朝を迎える
9
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紫草
骨拾う箸を留めて見ておれば「恥ずかしがるよ」と兄に諭さる
29
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篝火
ひさかたの 凪いださざ波 透かす碧 春の嵐は 澱を清めて
10
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ゆりこ
離れゆく愛のかえりを待つように黄色の薔薇が可憐にひらく
17
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只野ハル
受け入れられていると思っていたがそうじゃない事もあると知った
13
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朧月
雨の街静けさ落ちてゆくような燻る景色眺むる一日
16
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麻
波の音の記憶を胸に刻みつつ心静かに祈り続ける
25
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林林
弟の奥さん おめでた 脳貧血効く食べ物を検索してみる
3
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林林
「おばあちゃん、病院のご飯食べようね元気になっておうちに帰ろう」
24
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くらら
悲しみを 歌に詠んでは 我思う 言葉の及ばぬ ものもありやと
20
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野々花
あの人の優しさ胸にぶつかってくるりくるりと心が乱れる
17
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桐生賄
雪の中 肩を寄せ合い 屋根の上 過ごしたあの日 忘れはしない
18
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