朧月のお気に入りの歌一覧
灰色猫
降りしきるこの雨の夜に誓います君を守ると強くなるよと
22
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夢士
子等去りて風鈴の音耳に入り「お久しぶり」と「ふつ」とひと息
14
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桐生賄
義父義母と 仏壇掃除 花飾り 早くも盆の 支度出来たり
12
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林林
明日には弟一家がやってくるもてなし準備張り切る子らと
17
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恣翁
目に沁むる汗に 喘げる息さへも 舌に辛くて 赤く燃えたり
21
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桐生賄
次男君 二日目終わった!お休み!と 報告メール お疲れ様ね
14
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へし切
手に慣らす夏の扇も忘られて涼しき風に秋立つをしる
29
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本能寺
斎場に 一陣の風 桜舞う 父の魂 登り逝くのか
31
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詠み人知らず
色恋の話題は卒園したけれど 脳の奥では 妄想が舞う
18
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ながさき
「嘆かざれ」、「嘆くなかれ」と 響く声 記憶の底に よみがへり来る
20
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夢士
野の原のスミレいちりん愛くるしそっと手を伸べ君に重ねむ
25
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灰色猫
春の午後 恋するように 窓際で 風に吹かれて 詩集読む君
40
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へし切
夕暮れは空のはたてにもの思ふ白き月なる人を恋ふれば
28
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へし切
歳老いてひとり病む身の哀しかり寄る人もなく甘えもやらず
26
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本能寺
春の宵 一人の部屋に帰りきて ため息ついて風の音を聴く
28
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沙久
同じだけの熱量相手に求めても等しくはならぬ期待の法則
80
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野々花
お彼岸の父母のお墓に手を合わせ娘の顔に戻りし一日
22
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詠み人知らず
春びより母に供えし花ならば乙女のような撫子えらび
19
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へし切
夢通ふ道はあやなししるべなく妹が面影遠くなりゆく
29
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舞
子を叱る阿修羅の母の目には涙溢れるほどの思いありせば
19
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