ほたるのお気に入りの歌一覧
まるえふ
今を生く明日の事など興味無く星が願いを聞くわけで無く
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詠み人知らず
ほととぎす去りがてに鳴く木の闇やまだ晴れやらぬ心宿らむ
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舞
諸共に濡れて落ちゆく夜の闇を優しく包む皐月雨降る
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まるたまる
あいたいよきっと今なら泣くだろう君が電話をかけてくれたら
10
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芳立
かりそめのキスのなごりはつれなくて花もかすかにたそかれのころ
8
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まるたまる
梅雨寒に咳をしている人多く酸素不足の電車は進む
8
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恣翁
蝋燭の 火影は揺れて 燈心の 油を吸へる 音のみぞする
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光源氏
うらめしき末摘花のくれなゐに濡るるばかりの袖の色かな
11
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まるえふ
繰り返す暮らしの中に幸せを感じる心いつも持ちたい
2
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三沢左右
カーテンを薄くすり抜けほの明かく蛍光灯と交じりあう 朝
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まるえふ
四十年ぶら下げてきた性格は変わらんもんでそれならそれで
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三沢左右
夕映えにけぶる四条のビル高く全て雑踏他人ごととなる
10
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一
寝返りを打って左を向くだけであなたを思い出すような夜
10
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栞
あのひとに借りた小説 できるだけ時間をかけて読む昼下がり
10
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まるたまる
降るでなく降らぬではなく梅雨入りの夜にグレーの卵抱える
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芳立
去りゆくに咎はあらめやもち月の欠けなむさきに雲隠れぬを
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まるたまる
電話して欲しいななんて思ったら負けなのだもう待つのは止めた
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卯月
新刊の文庫の帯をゴミ箱に捨てる君とは恋ができない
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まるたまる
淘汰するとはなだらかに平らして静かに消えるわたしもいつか
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悠々
うれしきは歌詠む友の言魂に 若葉の風の薫り立つとき
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