竹本未來のお気に入りの歌一覧
只野ハル
さよならを言わせてくれる優しさにありがとうまた逢える時まで
32
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紫苑
秋の日の蝶は朽ち葉に瑠璃のいろあらむかぎりのいのち輝かす
18
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キタハラ
すこやかであかるく見えるぼくたちの裏にびっしり生えている黴
17
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浅草大将
秋の夜にひとり仰げば月が瀬の春こそ匂へ甘き梅酒
9
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じゆん
垂直に落ちた涙がアスファルト上に咲かせた灰色の薔薇
4
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のびのび
「来月から減給だよ」って旦那さま受けとめにくいサプライズです、それ
5
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紫苑
ものみなが輝き見ゆる朝には陽を吸わせつつ髪くしけずる
16
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山本克夫
宇宙船のゆりかごの中に目を覚ます 朝焼けは遥か遠き地上のことば
5
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ななひと
それは「かつて」の破片である。くしゃくしゃのスチール缶がひたすら冷えている。
6
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葉月きらら☆
また一つ君につく嘘 「さよならはしても私は構わないのよ」
28
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ななひと
交差する髪の毛 走る有機体の群れ 咀嚼のひととき ゆっくりと揺れるよ
6
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ななひと
少女を壊すのです。柔らかな頬を掻き、想像の懸け橋へ。静かな湖底の音楽よ。
12
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ななひと
地面から少女がにょきにょき。顔のない人間が街道を走る。そこには海がある。
4
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キタハラ
「だれかよりしあわせになりたい」なんて思わなければしあわせなのに
17
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のびのび
くちづけの途中で薄目を開けてみれば「この人でいいの?」と不安げな天使
5
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田中ましろ
トンネルを抜けたらすかさずトンネルが待ってるような日々過ぎていく
11
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さる
レモンの日 智恵子命日 死の前にレモンを齧り 死出の旅路へ
7
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赤橙黄緑
あの時の「どうか神様お願い」と思ったわたしがどうかしていた
11
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きりあ
どんなのも有りなんだって気づいたからわたし気張らず短歌を詠める
12
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リンダ
目の下の隈にすりこむコンシーラーいっそ猫なら柄だけで勝負
6
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