白瀬のお気に入りの歌一覧
灰色猫
だっておれ炎属性なんだよね泣いてる君は見たくないんだ
9
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massat
鮮やかになりきらぬまま茶に染まる人の手つかぬ古都囲う山
8
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横井 信
陽だまりでじっとしているキジバトの首をすくめる冬の朝風
16
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ななかまど
落葉の中をゆっくり車椅子季節のはざま幸せもある
21
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葭堂
古財布 小銭の元号 見るたびに 昭和の文字が 少なくなりゆく
7
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灰色猫
降る星を数えるたびに思い出す星を指さす無邪気な君を
15
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ななかまど
連休を前に高鳴る感覚を今は忘れてめくるカレンダー
6
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片井俊二
どんぐりのコマを作りし思い出をひとり廻らす秋のベンチに
8
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滝川昌之
メールにも行間はある無理をして叔父が挿んだ絵文字などにも
17
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ななかまど
北風がふれまわりたる午後の日に舞いて答えるイタヤカエデは
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あゆか
栗ごはん自分で植えて実を拾い下ごしらえしやっと炊飯器
4
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和花
バス停は赤信号の向かう側もどかしきかも君までの距離
3
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南都
阿讃より冬の知らせが届いたよカタカタン雨戸を叩く音
6
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滝川昌之
ヘリウムガス吸ったがごとく裏返り第一声でどじるプレゼン
17
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横井 信
僕だけの階段のぼりたどり着く小さな部屋にかおる思い出
11
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ななかまど
手にかけし林檎を愛する農人は多少のキズは玉にキズです
8
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草木藍
オリオンの頭上にあれば今日も晴れ朝の暗きに仕事に出づる
9
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詠み人知らず
良いひとを演じ終わってアクセルを緩めてみても眠れない夜
4
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横井 信
風もなく季節はすっと遠ざかる部屋で待ってるやさしい料理
13
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滝川昌之
マドラーを使わずグラス揺らしたら「実は、」と切り出す友の酒ぐせ
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