夕夏のお気に入りの歌一覧
水紫
スイカある スーパー行かんと いや、駅よ母と娘で 通じぬ会話
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滝川昌之
エッシャーの騙し絵のごと補助金に辿りつけない国の制度は
15
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詠み人知らず
若いうち 手を取り合い 年もとった 年寄りになっても 心は新鮮に
4
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可不可
猫パンチってグゥかしらパァかしら 恋の奈落へKOしたい
12
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ななかまど
夕やみと棚田はみんなわれのもの邪魔をするなと恋路の蛙
12
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菜々子
人は皆変わってしまう 君だけは昔のままでいてほしかった
11
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ななかまど
雪どけや水に山靴ぬれはじむ山に近づく山が近づく
14
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詠み人知らず
穏やかに時は流れた不便でも温かだった昭和は遠く
6
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山崎ふゆ彦
十姉妹親子みんなで忙しい六浦小鳥店の春の夕暮れ
3
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夏深
新緑を纏いて木々の美しき風にそよぎてなお麗しき
13
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洩矢転石
前髪を自分で切って切りすぎてへそを曲げてるきみが好きです
6
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舞
虚ろなるまなこで眺むウイルスニュース心配させる父母ももう無く
11
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海恵ふきる
わたくしのあらゆるくぼみやでっぱりの意味がわかった 抱きあった時
7
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海恵ふきる
このまなざしを受けるのが好きだった 似ているだけの猫と暮らして
3
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灰色猫
種を待つ春の畑を耕さば五体を巡る土の香りぞ
19
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えんとつcafé
砂浜に捨てられている揺り椅子にときおり風が座りては去り
20
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恣翁
濠端の一足ごとに 広ごれる夜空に 青く草匂ひけり
16
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横井 信
じいちゃんと土の香りに包まれて野菜畑でかじったきゅうり
4
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舞
まだまだと気は若かくてもゆく年にしたがう体もう草食系
2
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えんとつcafé
おそらくは一番長い旅なのに置いていかれた祖父のミノルタ
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