カラキタのお気に入りの歌一覧
恣翁
竿伸ぶる吾娘が頬にぞ ほつれ毛の 風に吹かれて懸かれるを見る
22
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野々花
風少し連れて訪ねる花屋には秋の気配が優しく匂う
14
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コーヤ
アカシヤの黄金彩るこの並木陽が暮れゆくも明る風ふき
12
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へし切
初孫に逢ひたい思いつのりくる翼のあれば飛びゆくものを
22
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まぽりん
秋風にあまき香わたり満つ月の桂の花ぞ咲きこぼれける
30
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桐生賄
少しづつ 金木犀が 香ります 今年も無事ねと 安堵する義母
17
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美津村
皺だらけというほどの皺はなき顔ぞ鏡に見ている七十三の朝
14
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千映
肌寒く感じる朝にまた今日も半袖ティシャツこれがいいのだ
11
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詠み人知らず
君が死ぬ誰が決めたか知らないが 阻止する術を 神から買おう
21
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忘れな草
君はもう 忘れただろうか あの月を 肌寒い夜 月見て想う
7
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大さん
面影をまだ追う我は空を見て真昼の月をそっと探した
12
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コーヤ
戦禍など苦難越え暮れそびえ立つ豪壮優雅な白鷺の城
10
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コーヤ
天を舞う白鷺見ゆる美の城に敵をあざむく仕掛け潜みて
11
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ながさき
大宇宙 規則正しい 法則を 「妙法」と呼び 命ゆだねる
15
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舞
また今年金木犀が何処からか「秋だね」ってともに語りつ
12
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詠み人知らず
誰にでもちいさな誤解はあるけれど解き明かせずに失くすものあり
20
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へし切
初孫の 望み叶ひてうれしやな 爺じ 爺じと はや勇みたる
28
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只野ハル
九号の小柄な君によく似てる後ろ姿を見かけたけれど
14
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野々花
毛糸編む母の背中に寄りかかり何度も読んだうさぎの絵本
18
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へし切
乞ふれども命に限りのあるを知る生きたあかしを残し置くべし
20
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