なつをのお気に入りの歌一覧
林林
野分過ぎ子どもは外へまっしぐら 雲間の夕日 遠き潮騒
8
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コーヤ
いちめんに草茂る野辺川岸に紅く群れつつ曼珠沙華咲く
10
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林林
子の服を繕う秋の長雨に健やかなれと ひと針ふた針
20
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コーヤ
秋の野にコスモス揺れる花影に手を振る母の在りし面影
17
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温
イヌ科的「ワキメフラナイ、シッポフル」魂もってアッパレすすめ
7
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詠み人知らず
淋しさが忘れた頃に押し寄せて筋肉痛か、お前は。時差で。
4
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守乃みさと.
ダメだって諦めろって言うのかよ秋風月の夕暮れ迫る
15
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林林
新しき命を宿す先生にさりげなく手を差し伸べる子ら
18
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へし切
まったりと静かに時は過ぎゆきて朝にひぐらし夕にこおろぎ
18
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へし切
威嚇する軍靴のひびき高らかにその口先に平和を唱ふ
16
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詠み人知らず
臆病を隠したいから強がりを 吐いては消せず また追い込まれ
15
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まぽりん
三十路へと年はふるとも女郎花いまを盛りと咲きぬべらなり
33
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へし切
女郎花いまを盛りと咲き初める花に寄り添ふ男郎花かな
23
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リンダ
保護猫は野良の習性ぬけきれず何でもくわえて隠してしまう
10
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へし切
死ぬほどに辛いと思うことならばがんばらないで逃げてもいいよ
29
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富鴨
もう二度と逢へぬ人とは思へども君の笑顏はなほ懷かしく
16
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潮月繁樹
里山の秋の始まり空蒼く残暑お見舞い申し上げます
20
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へし切
矢車のむらさき淡き花にこそしのびし人はまた夢の中
21
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詠み人知らず
亡き母の文庫本読み気に掛かる 何を想うや折り目のページ
184
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