なつをのお気に入りの歌一覧
林林
滝川の飛沫と森の気を浴びて汗拭き頂く笊豆腐かな
16
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まぽりん
もろひとの三十一文字の言の葉を結びかざれる萩の花群
29
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コーヤ
夕映えに金の稲穂が輝いて揺れて実りの歌と聞こえて
13
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虚空の旅人
岬に立つ 二十歳の君の 黒髪の 匂い届ける 涼やかな風
13
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舞
夕暮れの秋の野に降る雨に立つ遊子の情花ひとつ無く
11
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まぽりん
梨木の鳥居くぐれば染井なる水汲むそばに萩の花咲く
27
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野々花
二人でも寂しい夜はあるものねポツリポツリと雨垂れを聞く
15
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詠み人知らず
次次と頭痛の種は増殖し 笑いのネタは あれど笑えず
12
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大さん
夕闇が落ちた路地裏、鳴く子猫、集会はどこ?集会はどこ?
7
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舞
朋友と語るごとくに老人が犬をあやしつ黄昏をゆく
23
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大さん
茉莉花の 香り楽しむ ガラスペン ふみ出す人など とうに無いのに
7
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林林
痛いってどういうことって聞かれたらどう答える?と娘の問いに
10
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林林
イモムシよ 今度うまれて来たならば決して道路を渡るでないぞ
19
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紅孔雀
だき寄せて つつむ小さき 両肩の 重荷を分かち ともに生きたし
14
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詠み人知らず
門柱の外に出でては道を掃く老婆の見えぬ夏が秋にと
6
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詠み人知らず
陽の暮れて歌碑の佇む横丁の 法善寺なる 響きが似合う
21
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桐生賄
歌詠みは 平凡なれど 大好きで 情熱だけは 誰にも負けぬ
9
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己利善慮鬼
闇よりも深き嘆きがあるならば我は迷わず其に向かい往く
7
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まぽりん
小止みなく降る雨ゆゑに鬼怒川の堰きもあへずて街を流しつ
22
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夢士
流れくる神田囃子に心湧く孫の手とりて山車の綱引く
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