本能寺のお気に入りの歌一覧
たけくらべ
地動りて行方に惑う同胞の命を助く手段のあらずや
22
もっと見る
くらら
月へ行き 宇宙の果てに 思い馳せ されど己の 大地を知らず
12
もっと見る
麻
折り紙の花の祈りをかの地への思ひ込めつつ明日に結ひてむ
23
もっと見る
デラモルテ
薄青の春の夕暮れ濃さ増して綺麗に輝く上弦の月
19
もっと見る
秋日好
庭園のベンチに座り上弦の月眺めても心は遠い
18
もっと見る
夢士
山の端に真紅に燃えて沈みゆく夕陽笑ひてお疲れさまと
18
もっと見る
リクシアナ
街中に 今様色を重ねれば 時に移ろう人の例えか
13
もっと見る
コーヤ
雪が消え燃える新芽が美味しくて自然を満喫遊牧の牛
22
もっと見る
光源氏
行く方も知らぬ小舟をながめをり袖にあまるる淡き月影
24
もっと見る
赤俊雄
地球より重いと云われた存在の軽さを世界は知り尽くしている
20
もっと見る
沙久
命にはあっという間で 癒えるにはどれほどかかるか 時間の矛盾
12
もっと見る
桐生賄
上向きに 潔く咲く 花菱草 力強さを 感じる花なり
18
もっと見る
林林
友の住む里には躑躅はや咲きて蜜の甘さと幼き日々よ
27
もっと見る
千映
筍の旨し旨しの喜んだ顔が三つのいつもの我が家
10
もっと見る
千映
木蓮の花びら庭の隅に行く土と同化を愉しむ如く
13
もっと見る
詠み人知らず
さわさわと吹かれて騒ぐ草々に 同期している 四月の歩行
18
もっと見る
詠み人知らず
絶望の分厚い雲の中心に 楔のように 光が刺さる
21
もっと見る
あふひ*・○・*
冬枯れの樹々も芽生えて新緑の色鮮やかさ濃きも薄きも
24
もっと見る
沙久
無力だと痛感しても祈らずにいられぬ空のつながり信じ
21
もっと見る
舞
寒いねと語り語りつ背を寄せる妻とふたり夜花冷えのころ
18
もっと見る
[1]
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
>>
[119]