Chicoのお気に入りの歌一覧
舞
故郷と名付けた街の君もまたおんなじ月を見てるだろうか
5
もっと見る
秋日好
ぎざぎざの線が隠せぬ半月夜せめて摩耗の沈黙あれかし
7
もっと見る
千映2
久々の歌会参加二票あるそれでも嬉し冷茶が美味い
7
もっと見る
滝川昌之
背丈ほど穂先の波に浮かびゆくもろこし畑に麦わら帽子
11
もっと見る
横井 信
ゆっくりと夏のこずえに流れてる風のしおりを記憶にはさむ
10
もっと見る
灰色猫
短夜にぽつりと落ちる散り菊が私の夏に別れを告げる
9
もっと見る
千映2
だんだんと母の教えに間違いがないこと増える日々の暮らしに
6
もっと見る
geriondc
雷にうたれた日から見えるのよ あなたに伸びるすべての糸が
1
もっと見る
横井 信
水田に実る稲穂は風に揺れ列車の窓に夏を見送る
14
もっと見る
灰色猫
祖母でありそれから母で我であり子であり孫へ継がれる麦茶
7
もっと見る
なりあきら
夏草に 光る雫は 薄切りの レモンのように ひんやり光る
7
もっと見る
滝川昌之
帰るたび屋根やアンテナ修理され騙されてないか不安だ義母さん
13
もっと見る
夕夏
むしあつきなつにとぶむしむしできずむしのいどころわがはらのむし
3
もっと見る
ななかまど
新しき時計をかかげ新しき時間うまるる瞬間を待つ
10
もっと見る
ななかまど
何をしに来たのか妻が襖開けついでにわれの湯呑み持ち去る
12
もっと見る
只野ハル
そう思う素人的にそう思うでもそれ以上知ろうとしない
1
もっと見る
滝川昌之
飛び込めば何とかなるさ世の中は満員電車へ駅員が押す
12
もっと見る
茂作
なかなかに重き話を切り出せぬ 吾を見つめて妻は覺悟す
16
もっと見る
へし切
あぢさゐを一枝 摘みて仏前に 梅雨入りしたよと何時もの会話
13
もっと見る
ななかまど
厄除けに塩のおむすび豆添えて金平牛蒡と運を共にす
14
もっと見る
[1]
<<
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
>>
[806]