呉竹の憂き節のお気に入りの歌一覧
浅草大将
散るのちも花にはな道はなばなと砕けさくらのたきつ命は
10
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詠み人知らず
宇治川に流るる花を澪としてさす手も匂ふ春の柴舟
10
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詠み人知らず
桜色の折られぬ水に棹さして幾里くだる春の舟唄
7
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河のほとり
桜花散りゆくほどは春日にも消えぬみ雪の降るかとぞ見る
16
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浅草大将
花咲けば寄する嵐を聞くだにももののあはれの夕暮れの空
11
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ねずみ
ひさかたの光さす朝 鶯の花よ咲けよと急かす聲する
5
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浅草大将
それもまたよし野の春とたづねゆく花の奥なる雪の花みち
8
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詠み人知らず
行き暮れて知らぬ山路に迷ふとも霞の奥の花を尋ねむ
13
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松本直哉
オリオンの西にかたむく夕つかたほしのそらにもはるはきにけり
7
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河のほとり
桜花雲居と見ゆる野の道は旅の果てをや空にさだめむ
12
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へし切
あくがるる高嶺の花の里桜 尋ぬるわれを待たで散るらん
31
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浅草大将
守るべき道はともにと我もひとも心つくしにのりのおほ船
8
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河のほとり
春来れば常はもの憂きみ山路も花の光をしるべとぞする
15
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芳立
もろ人のはやしにひとり早咲きの桜はけふの名のみこそ立て
8
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河のほとり
うぐひすのただ一声を聞きしかばまた鳴かぬかと過ぎがてにする
10
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詠み人知らず
玉津島神の恵の尽きずあらば立ち返りなむ和歌の浦波
8
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光源氏
忍び音の心のうちを誰や知る情けの道に花は散りかふ
21
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光源氏
はるかなる都の空をながむれば夢路にまよふ鳥ぞなくなる
13
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浅草大将
日のもとに証すひじりの花道に尚ふらんそはくさびえの霜
12
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詠み人知らず
あるじなき軒端の梅や咲きぬらむ荒れにし門を香こそもりけれ
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