東女のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
いつになく長引く風邪の諸症状 なんなら恋の 病でもいい
18
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へし切
人間に春いたりなば野の花は小さき命の咲く時を知る
29
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コーヤ
そそがれる陽射しに温もる蕾む梅ゆるりゆるりと花びら広げ
21
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月虹
泣きながら僕らは生まれ出でそして涙の中でさよならをする
30
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月虹
思ってたよりもこんなに近かったあの日見つからなかった幸せ
27
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舞
越えくるも命なりけり冬ごとに寒沁む先の春福寿草
21
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夢士
「トーフィー」の音色忘れて五十年布団に入りて「トーフィー」を聞く
16
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林林
箒にて集めたいもの閃きと浮かぶ言の葉逃げるなレレレ
24
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千映
持参する薬の仕分け真夜中がこころ落ち着く母のお泊り
17
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桐生賄
夜空には たくさんの星 瞬いて 君に僕にと 語りかけてる
13
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リクシアナ
乗り慣れたローカル線の心地よさキハ40系にこの身ゆだねる
20
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ながさき
一切を 悠然として 見極めて 富士の如くに 大山と成れ
33
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只野ハル
見とれてたショートカットの横顔が軽やかにワルツを踊り出す
17
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桐生賄
福寿草 よくぞ咲いたと 義母笑う 塩水の中 残ったのだと
21
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へし切
雪とけて流れはやみて荒川の土手の草木も芽吹く春の音
28
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詠み人知らず
肩と胸 華奢なつくりが儚くて 触れないことに 決めざるを得ず
17
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朧月
雨水には朧な月のほどけゆき光の雫ほろりほろりと
27
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詠み人知らず
ニュートンは林檎に俺は湯上りの妻の乳房に引力を視る
17
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詠み人知らず
前方に威張るがごとく主張する 君のパーツに くらくらしそう
16
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月虹
野辺に花、空に飛行機雲ひとつ今日をゆるりと生きる小春日
26
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