まつりのお気に入りの歌一覧
はな
いつだって笑ってるけど晴れた日も春もあの子もほんとは嫌い
15
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もり
愛すこと勝手に始めて終わらせた解夏そのときに蛹から蝶
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電子人魚
空中に吐いては呑み込む硝子片たつた四字が何故か砕ける
11
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律子
一卵性のあの子はこの世にいないので鏡に向かってひみつのはなし
6
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解夏
今日からは人の子どもも紅を差し嗜みとして化ける術を知る
8
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夢月
恋忘れ枯れた心で綴る歌悲しき戯れ言偽恋遊び
8
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詠み人知らず
失ったものの多さに立ち竦む 後悔だけが僕の友達
9
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寧々
雜沓に紛れてしまへ手放せばひらひら泳いで消える花瓣
3
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K子
十歳のころの私は窒息死「こころのノート」の文字の隙間で
6
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亜貴
眼に映る耳に聴こえるさまざまを 五、七、五・・・で数える癖つく
11
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詠み人知らず
お岩さん冥土喫茶でバイトして出すドリンクはいつも伊右衛門
12
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睡魔の塊
おこたより顏を覗かす白猫の網に膨らむ餠を見上げつ
8
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しらすぼし
しらすぼし釜あげ後に干し乾燥す雑魚とは違うのだよ雑魚とは
11
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85
オールミルクマッチャティーラテエクストラパウダー という都会の呪文
3
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十薬
雨垂れに打たれて落ちし山椿名殘の雪に紅を散らさん
3
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洩矢転石
もうぼくは上手に嘘をつくこともきみを忘れることもできない
12
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舞
群れ歩む夢見る日々や学生ら過ぎては偲ぶ花盛る森
3
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舞
踏まれても践まれてもなを此処でしか生きてゆけぬと名も知らぬ花
12
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美緒
スルメ噛みタバコ片手にメロドラマ一生見せぬ真のスッピン
4
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富鴨
愛しさと未練を断つて今はただ紫匂ふ花と散るのみ
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