矢車菊のお気に入りの歌一覧
恣翁
夕月に 冷たく冴ゆる梨の花 鄙の凄艶 俗離るめり
16
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月虹
穏やかにひと日を過ごし汽車に乗る夜空の星に逢いに行こうか
21
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河のほとり
面影をたづねて行けば桜こそ見果てぬ夢のしるべなりけれ
11
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月虹
記憶から呼び止められる夜もあり行きつ戻りつ僕らは進む
21
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椋梨檸檬
走れども 走れどもなお 道遠く伸ばした腕も 霞む陽炎
4
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詠み人知らず
またも雪 みは凍えつつ心根は縋るが如く仰ぐ 桜樹
7
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詠み人知らず
緑と黒髪なか良けれども綻ぶ蕾の数きそひ合ふ
5
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千映
長い冬とお別れしよう今朝の庭少し海棠ピンクの芽になる
11
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千映
肌に合う口紅選ぶ楽しみにまだ当分は女でいよう
12
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滝川昌之
後輩に司会をとられた円楽のように落ち込む河津桜は
18
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秋日好
花びらのように降るのはぼたん雪まだ気が早いと全てを止めて
21
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詠み人知らず
古に参勤の列眺めしか 街道分けて立ち並む欅
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詠み人知らず
サーキュラを翻しつつくるくると恋の序曲を舞ふきみは華
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舞
懐かしの遥かな街の花便り思い出させる君恋す日々
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詠み人知らず
歌意問へば雰囲気詠めりと君は言ふ 解 委ぬるが醍醐味なれや
11
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詠み人知らず
古語の山 昏きに未だ足掻けるも 月をかこちて道すすみゆく
17
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舞
み冬なる季節耐えてこそ美しく花は咲き散る見るひともまた
5
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西村 由佳里
お話を何度も何度も書き直し続きは明日とパソコン閉じる
4
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へし切
面影をかさねて見れば野の花はそばにいるよと春風にゆれ
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千映
クリスマスローズの硬い葉はまるで鎧の如き花守る冬
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