詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
石川順一
昨日から暗闇浴びるシャワーかな手桶を落とす洗面器を落とす
16
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石川順一
十五ギガやはり無料は限界が保存方法考え直す
16
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石川順一
眼鏡かけ戦闘モードに成らぬ我面接中は大言壮語
19
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コーヤ
お日様に目覚めて咲きぬマツバギク笑みの喜び庭に広がり
13
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コーヤ
青空や山々映すみずかがみ鯉の泳ぎでゆがみ縮れて
22
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コーヤ
する墨に筆を浸せば匂いたる墨の香りが心沈めて
24
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葱りんと
じゅわじゅわと美味しそうに水染みこんで 庭の緑のお礼は土の香
14
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へし切
身の上に非のあることを知らずんば況してやほかの謗りも知らず
26
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秋日好
カブトガニ得をも言われぬ淋しさはさらし照らしな藻間のお宮火
9
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秋日好
股にかけ世界を巡るコンダクター動物学者と庭師が会うカフェ
13
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秋日好
降り頻る夜雨を合図に来春の花色探るカタログの中
17
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詠み人知らず
いっしゅんに庭を真白に染めてゆく夏椿とはせっかちなるや
35
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藍子
食べられずどんどん減ってく体重も病院送り泣く泣く食べる
16
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藍子
炎天下注ぐ陽射しに負けそうな傘に隠れた僅かな日陰
19
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灰色猫
語らない死者へと語る問いかけるそれが寂しくそれが愛しい
25
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灰色猫
忘られぬ死という別れ侘びしくて届かぬ想い文に認め
13
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灰色猫
君のその熱き乳房に触れてから僕の地獄に旋律は絶えない
15
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滝川昌之
飲み会に二時間遅れてくる友は彫りが深くて眉毛が太い
19
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まあさ
命日の度に思うこと 今すべき事に集中 粛々といく
20
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リクシアナ
露草がつま先染める夏の朝ゆうべの月と紗衣を羽織る
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