みつむしのお気に入りの歌一覧
光源氏
君はまた夕告げ鳥に別れゆく絶え絶えゆらく秋の野薊
10
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光源氏
たづね来る人の姿は見えねども音羽の山は色づきにけり
15
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紫草
心底からあの人を許す術もたず指に鋭き大栗の棘
21
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紫苑
受けとむるエノンセは白、やはらかな闇のむかうにふと立ちのぼる
7
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みやこうまし
手のとどく程の高さの椋の実を食みて偲べり少学の頃
13
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紫草
すととんと娘ふたりを嫁がせて役目を終えたような秋空
21
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つゆくさ
しとしとと 今夜は小雨 涙雨 今日は会えない お月様どこ?
11
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紫苑
しろたへの真砂の山路はあはあはと風に揺れつつコスモスの咲く
12
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光源氏
秋深しウマオイ君は食いしん坊スィート頂戴 スィート頂戴
10
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へし切
折りて見ばつれなくこぼる秋萩のこころも知らで恋風ぞ吹く
23
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光源氏
思ひやる心の月の影を見てひたすら清き跡をとどめむ
16
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紫苑
かたはらに猫ねむりゐる秋ひと日とほき滄海のことづてを読む
19
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紫苑
みづからに課したる枷を解かれしに浸さるるごと聞くセレナーデ
12
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都詩
片時雨フロントガラスの雨粒を透かし山辺に虹の立つ見ゆ
19
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へし切
君をまつ虫の音聞けば侘びしかり枕片去るひとり寝の夜は
20
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光源氏
吹き迷ふ憂き世の風にさらされて脆くこぼるる庭のむら萩
15
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へし切
拙きも 歌詠み続け励まされ 一年過ぎし 今日は記念日
28
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すばる
安楽な場所で正義を振りかざす君は広がる荒野を知らぬ
17
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紫苑
あたらしき稔りにほほを寄するときそを造りたる手を思ひけり
17
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春咲
寄るひとの なき山里の 花なれど 知るひとも居り 棄つべくもなし
18
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