澄舟のお気に入りの歌一覧
滝川昌之
友離れ ひとり残った 東京は 学び舎を出た 大人の孤独
24
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滝川昌之
青ひとつ 絵具で描ける 空を背に 菜の花笑う 黄色と緑
23
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沙久
旧首都のサンクトペテルブルクから罪なき人等の死傷の報が
15
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滝川昌之
それぞれの通勤で見る花や木の春の進みを妻と語らう
20
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沙久
黒板を消していくように「わたしという存在」を消してしまわぬように
25
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九條千鶴
私の目が硝子玉ならあなたと同じ景色が見れるだろうか
8
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林林
誰かからの上から目線が痛いとき吾はいかにと胸に手を当つ
20
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沙久
「あいつはさ、クレイジーだよ」と言われても目指したくなるまだ見ぬ景色
16
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灰色猫
空想で終わる銀行強盗の拳銃みたいな虚しい言葉
18
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沙久
仕事することには泣くこと笑うこと語り合うことがギュッと詰まって
18
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沙久
君に会う時用の服を買いに行こうお財布と協議しながらだけど
16
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沙久
拍手自体いただける事に恐れ入る初心を忘れず最敬礼で
19
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夢士
味噌汁と卵かけごはん朝の膳白米食いて力湧き出ず
17
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沙久
「褒めてほしい」叩かれて尚思うから母の姿を愚かにも追う
21
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沙久
足早に去る母の姿見送った慣れぬ部屋にて止まらぬ涙
22
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美津村
手術室を出でくる妻を我は待つ和英の聖書置かれし部屋に
11
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沙久
「糖度計も目をひんむくほど甘過ぎる自分」と実験結果を記す
19
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沙久
分度器で自分のズレをはかれるか試したくなる数学の時間
23
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沙久
音も無く神経冒す猛毒が地下鉄を染めた三月二十日
14
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舞
背の並ぶ名無き兵士の帰宅までたち呑み酒場休息の時
12
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