東娘のお気に入りの歌一覧
詠み人知らず
今までに何度夢から覚めたのかわからない また夢を見ている
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紫苑
もらひ涙はつかに苦し聞き手ゆゑ捨つるものあり秋桜搖るる
14
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ほんまかつゆき
「父さん」は わが父を指す 言葉だが 亡くなりし後 想い出を指す
6
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ほんまかつゆき
君の髪 その指 背中 笑顔さえ 受話器越しには 触れられないよ
3
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詠み人知らず
幾種かの古代米育てし老人の涙が光るいねかりの日に
14
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浅草大将
たのみなき荒田を打てる村雨に一人そほつの何守るらむ
15
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詠み人知らず
「そんなんじゃ、生まれて出るで!」大声で六甲おろし やめるわけない!
9
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紫苑
吾の逝かば夫にやうなき歌集なればつぎなる歌人の辺にあらまほし
15
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紫苑
「君はなぜ眼を詠みたがる」ことのはに霊やどるてふひとの問ひにき
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枯葉
面接に笑顔で行けば腕組の社長に萎縮もう秋ですね
6
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詠み人知らず
いかにせむ迷ふこころの細道を奥も深きも夢と知りせば
14
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詠み人知らず
色紙の四隅を針で空にとめ あと一隅を人や求めむ
6
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ムラサキセロリ
こっくりさんこっくりさん生きる意味とか聞いちゃっていい系ですか?
12
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庭鳥
奥方のことも黙って聞きました相槌打てば君話すから
9
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詠み人知らず
生きていくことがこんなにしんどいと今の今までとんとわからず
18
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只野ハル
手にとった水銀体温計が四十一度を超えていた部屋で
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村木美月
女とは不毛の心持つ日にも台所では正しく刻む
40
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垂々
もろくなる 見つめるたびに骨密度 抱かれるたびにくらげのからだ
24
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まるたまる
ふたりだけ乗れる小舟をくださいな夜は抱き合い星を見つめる
21
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薫智
月の夜に祈る口笛澄みわたり紡ぐ音符が闇に溶けてく
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