つゆくさのお気に入りの歌一覧
夢士
年末の慌ただし時避けむとて今この時に君は旅立つ
10
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葱りんと
肌を刺す北風相手に息をとめ 負けるもんかの大股一歩
9
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葱りんと
家族という鎖の中から私を 解放するのもまた家族だけ
12
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小幸
ぶずぶすと女の炎まだ紅く灰になるまでこの身を焦がし
12
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小幸
触れた先君がいたはずなのになぜ 冷たいのこの壁は何なの
11
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村上 喬
さらさらと降りつぐ雪におおわれてスノードームの町のともしび
18
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ながさき
蒼天に 師走の月は 冴え亘り 遮る雲の 影一つ無し
21
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詠み人知らず
忘れない筈だったけど君は今どんどん小さな点になっていく
17
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詠み人知らず
あたたかい笑顔を何時もくれし友逢えなくなりて吹く風寒し
13
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月虹
君がいるこの瞬間を中心に世界はまるく回り続ける
27
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舞
掌に包むお茶一杯の温もりの湯気の香りの冬は来にけり
16
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秋日好
六尺の体躯を折ってオアシスに花挿し活けた君の太指
9
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秋日好
青系のふたりで植えたおだまきは五月晴れにはまた海になる
10
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秋日好
声だけは忘れたくない口笛も「気分屋だよね」と茶化した瞳も
11
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へし切
ひとり言ゆふては思ふ淋しさに移ろふ身こそなほ切なくて
19
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月虹
交わされる言葉を恋の架け橋に僕らは夜を越える旅人
26
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秋日好
射手座友 今一度の逢うことを望みながらに暦届かず
8
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秋日好
次の五年生きていける気がしない体力落ちるあなたとわたしと
13
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只野ハル
歌残し去りし詠み人歌残す思いのあればいつか戻れと
10
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只野ハル
歌ひとつ残さず去りし詠み人の歌忘れずにあるを願いて
13
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