つゆくさのお気に入りの歌一覧
月虹
鋭さを増す反射角陽光は水面を跳ねて二人を照らす
27
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詠み人知らず
この場所で得る安らぎに感謝して 布団シェルター しずかに眠る
14
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ながさき
常識は 裏から見れば 非常識 盲目的に 唯従って
11
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夢士
孫寄りて「猫いないね」と問われしが雲を指差し空を見上げむ
16
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小幸
昨日逢い体重ねたはずなのになぜ 心に雪が降るのだろ
14
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小幸
君と出会った街に雪降り積もる 空も地も全て白と消える
8
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月虹
もう恋を止める術なく 冬鳥は風向きの丘乗り越えてゆく
28
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月虹
言葉では足りないものを埋めたくてプラトニックを抱きしめる夜
26
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舞
出張のビジネスホテル妻持たす弁当肴に明日は決戦
6
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月虹
縦書きに変換される厳かに書き綴られる恋文みたいに
28
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葱りんと
平日は飲まない決まりをつくるから 週末いやしく飲んじゃうのよバカ
10
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美津村
少しおどけてその場は繕ひ得たれども見拔かれてゐる輕蔑されゐる
8
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美津村
軒々に干柿吊るす路地の先今朝晴れあがり初雪の山
13
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恣翁
両手擦り 日射し喜ぶ冬の蝿 忽然飛びて窓に当たりつ
18
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詠み人知らず
人はみな「まさか」という名の急な坂越えねばならぬ日の巡りくる
22
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ながさき
現在の 結果は全て 過去に因り 現在の修福 報いは未来に
11
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村上 喬
透明な存在感を手に入れてやっと僕らは一つになれた
16
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ながさき
おにぎりを 食べたいという メモ残し 餓死した人の 無念を想う
18
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夢士
歌詠みの時の得られむ昨日今日わに入る友の歌読むもなく
16
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へし切
ぬばたまの黒き冬空はや荒れて月は隠るる雪降りやまぬ
22
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