ながさきのお気に入りの歌一覧
滝川昌之
花粉など昆虫たちは蜜にする人は出来ずに鼻水にする
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横井 信
花はまだ固い蕾の春冷えの風の暴れる澄んだ青空
14
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茂作
病む人も起きても見まし夕月夜 この如月の白梅の花
18
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へし切
散歩道 何か気になる木の名前 紅い実のなる何か気になる
14
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夕桐
先驅けて雛にぼんぼり添へゆればやまぬ雪とて春しぐれかな
16
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夕桐
しめやかに小さき足跡残したるうさぎ駆けゆく深雪晴かな
22
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只野ハル
降る雨に梅の散り敷く苔の庭隅に芽を出す蕗の薹かな
13
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朝野沙耶
夢破れ行き場をなくした旅人の漂う先にどうか幸あれ
12
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へし切
生きている 今生きているだけでいい それが誰かの生き甲斐だから
13
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音蔵 雅秀
グーグルの衛星写真で訪ぬれば 幼時の町 面影も無し
3
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音蔵 雅秀
独り赴き 見にしみて知るありがたさ 帰る家あり 吾待つ子あり
3
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音蔵 雅秀
毎日の身体を解す三時間 億劫なれど 老体維持に
3
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音蔵 雅秀
春と冬 綱引き冬の引き戻す 氷雨降りしき 寒さひとしお
4
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音蔵 雅秀
三本の煙突聳ゆ発電所 ボタ山懐かし 炭鉱の町
3
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へし切
学校で納税は義務と習ったが議員は自由と大臣が言う
14
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朝野沙耶
「ほら、月がまあるいですよ」ほんとだね、今夜もきみが主役なんだね
17
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へし切
そもそもに悪きは政治に無関心だから蔓延る下等な議員
14
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横井 信
畦道に土筆がそっと顔を出す摘んだ指に香る春風
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敦希
鍵盤を跳ねる手は肩抱き寄せて頬撫で奏でにわたしは高鳴る
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敦希
過ちに悔やむ泪は乾いたか 腫れ瞼の面 戒めはまだ
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