香月のお気に入りの歌一覧
まぽりん
見し夢の形見にもせむ空蝉の身をかへてける後の衣を
22
もっと見る
紫苑
夏たけて揚羽のかげの曳きて飛ぶうすずみの書に風のながるる
21
もっと見る
つゆくさ
あの人は今年誰かと観るのかな天に花咲く大きな花火
6
もっと見る
あかる
稲の丈歩める鷺の脚隠し碧の水面の白鳥に見ゆ
8
もっと見る
やひろ
重ねても 連理の枝の隙間おぼゆ ひとつにあらで きみぞかなしき
12
もっと見る
つゆくさ
君想う叶わぬ恋のせつなさを伝えることなく歌に閉じ込め
10
もっと見る
秋日好
頬に置くその手優しく滲透す熱も波動もその愛さへも
8
もっと見る
奈月遥
つごもりの ほしもやくもに つゆしらず 水木にともる 翠月の螢
8
もっと見る
つゆくさ
もう君に伝えられない深い想いすべてをうたに書き記して
6
もっと見る
南美帆
忙しい合間に携帯開くとき君が笑顔になりますように
16
もっと見る
大埜真巫子.
あなたの かなしい言葉は純粋で すきとおった痛みを伴う
28
もっと見る
南美帆
雨音を聞きつつ君を想う夜離れていても心寄り添う
27
もっと見る
ノエル
月見酒 朱き器に 舞い落ちる 咲き舞う花に ただ酔いしれる
4
もっと見る
詠み人知らず
くりかへす朝のめざめにほととぎす初音と聞けば心あらたし
9
もっと見る
朝がお
生まれして揺らめく星の幾千の明間に慕ふ 恭しき月
9
もっと見る
河のほとり
悲しびは風に消えゆく空の雲常なるものの世にはなければ
10
もっと見る
河のほとり
ほととぎす鳴く声絶えせぬ夜の闇に汝も心を尽くしたるらむ
7
もっと見る
ふるはら
空が今髪をおろした 透明なその一たばにくちづける季
6
もっと見る
みなま
月読の薄き衣に包まれて声聞く夜にうつつ忘れる
20
もっと見る
小林道憲
緑なす樹々に朱色の柱映え鳥啼きしきる上加茂の杜
33
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
>>