ミミンガのお気に入りの歌一覧
へし切
天知らば地知る吾知る他人も知る悪事をなせば知らぬものなし
35
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へし切
寂しさに眠れぬ夜は夢の旅うたのわめぐり刻は深けゆく
31
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桐生賄
少しずつ 空になってく 子の部屋を 眺めて思う 時は早しと
23
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舞
年老いた主に寄り添い犬もまたよたよたとゆく似た背中して
22
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千映
一筆箋さくらの花が散らばりて手紙の中に一枚しのばせ
21
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雪柊
昨日まで「おとと おとと」と言っていた君が笑顔で「おかさな おかさな」
18
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雪柊
夜更け過ぎ鬼のお面を抱えつつ眠る吾が子の髪を撫でやる
25
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リクシアナ
会話なく過ごす終日 父娘なら それも良しかと入れる茶の湯気
27
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ながさき
一眼の 亀が浮木に 出会う如 善知識には 値いがたしとぞ
24
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千映
久し振り黒土踏んで洗濯を干す指先も春色に染め
15
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本能寺
きみの乗る 夜行列車が我が町を 脇目も振らず 走り過ぎてく
25
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詠み人知らず
初めての大きな赤い自転車は 郵便局の お下がりだった
19
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ゆりこ
見えること見えないことに惑うけど見えないことを見つめる強さ
26
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へし切
なつかしき歌人の名に喜びの拍手を送るこの春の日に
28
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恣翁
道端に 運動靴の片足の脱ぎ捨てられて 霜に凍てたり
24
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詠み人知らず
うちの子は猫より上手く魚食べ 庶民まる出し でもそれがいい
21
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夢士
我もまた親に貰ひしこの顔を子孫に継いで先に逝くかな
22
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へし切
詠む和歌の浮かびこぬ日はひと休み拍手を送るこれまた楽し
27
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詠み人知らず
「おかわりはありませんか」「ええ、まったく」30年を頭痛と暮らす
18
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林林
この水の冷たさもあと少しかと両手に掬い顔にバシャッと
16
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