詠み人知らずのお気に入りの歌一覧
水ノ衣
熱い湯が全て流しているごとく感ずる事で一日完了
14
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詠み人知らず
夕靄にけむる街並み家々に菜の花色の灯りがともる
31
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詠み人知らず
花冷えに遠回りして仰ぎ見る桜小路の名残惜しさよ
32
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詠み人知らず
春はまた思わせぶりに振り向いて雲の行方を惑わすばかり
38
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詠み人知らず
どことなく大きくなって帰国した君の心の青い地球儀
43
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紫草
悲しみの味というもの知らねどもただごつごつと歯の鳴るを聞く
23
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水ノ衣
面合わせ話合わねば伝わらぬ空気も言葉も表情も無論
19
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舞
コップ酒手つきの似たる歳ととも酔いの愚痴さえ父に似てくる
9
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ほの香
砂粒をさらつてかへす白浪のおとのよきかな濱木綿の浦
13
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大埜真巫子.
両腕の 白に滲む包帯を 周りだけが 痛々しがる
24
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もなca
濃くあわく水色の花あちこちに咲いて色付く六月の街
25
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恣翁
男に化けて 娘訪ふ河太郎を 照らす夜更けの夏の月かも
33
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恣翁
入学を知らせし吾娘も 我が世界築きたんなり 少し寂しも
28
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あかる
ささやかな願いを乗せた笹舟を追ってあぜ道素足であゆむ
8
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秋日好
土砂崩れ起きさうな脆き心根に短歌の杭を打ち込み止めむ
11
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秋日好
短髪のモドリッチと審判の雄姿に少しも目が離せない
7
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灰色猫
夏の夜ケミカルランプばちばちと飛び込み燃ゆる命の音たち
13
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みなま
猫と薔薇 愛しく美しくありながら手傷も貰う それから歌も
17
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へし切
去るもののこころ思へば悲しけり名残りだになき読み人知らず
32
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夢士
東に昇り来る月梅雨の月白く輝き愛でる人をり
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